個人出店のほとんどが淘汰されていく厳しい飲食業界で、果たして無事開店、そして生き残っていけるのか?
このブログでは私の開業に向けた日々や、知りえた飲食店開業に役立つ情報、想いなどを綴っていきます。
最近の記事
- ■ 飲食店開業への道07年の始まり(01/15)
- ■ 飲食店の差別化・ニッチ(12/26)
- ■ 飲食業で起業する動機(12/12)
- ■ 飲食店勝ち組の販促例とは?(12/06)
- ■ 飲食業で起業する原点に立ち返る(11/26)
- ■ 飲食店開業2つの流れ(11/21)
- ■ 飲食店の事業計画書:"ふむふむ"と"ワクワク"(11/17)
- ■ 飲食の店舗探しは慎重に・実践編(11/14)
■ 飲食店開業への道07年の始まり
こんな不定期更新のブログですが、飲食店開業のその日まで、よろしくお付き合いくださいませ。
さて、今更ながらではありますが、今年の目標を記しておこうと思います。
私の2007年の目標、唯一にして最大最重要の目標、それは言うまでもなく・・・
飲食店を開業すること、です。
今までも、このブログで様々な葛藤などを書きなぐってきましたが、今年中に
「ついに、ようやく、やっと、飲食店を開業しました!」
の一文を記すこと。
人生において何度目かの”ターニング・ポイント”をこの07年とすること。
これ以外、望むものは何もありません。
そのためには為すべきことがいくつかあります。
その中でも特に重要課題の次の3点については、きっちりと進めていきたいと思ってます。
1.メニューのブラッシュアップ(味、品数)
・・・『試作』『繁盛店の視察』の継続により一歩一歩着実に。
(日々実践、日々研究あるのみ)
2.マーケティング
・・・『関連書籍』『繁盛店の視察』により自分なりの方法論を確立
(まずは「ランチェスター経営」あたりから・・・)
3.サービス
・・・飲食店での勤務体験を元に『関連書籍』を参考に、より明確なサービス論を持つ
(まずはリッツ・カールトンで有名な”クレド”から調べていく予定)
このあたりの深度をぐぐぐっと深めつつ、いつ良い店舗物件が登場してもいいように準備を進めていきたいと思っています。
と、いうのが公式発表。
『最”重要課題”は、もっと別なことだろう?その事にお前は気付いているだはずだが?』
と、もう1人の自分が心の中でささやいています。
・・・やはり、自分に嘘はつけません。
心の中の自分がささやく”重要課題”とは・・・
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■ 飲食店の差別化・ニッチ
決めかけた店舗を見送ったこと、コンセプトを変更したこと、初の派遣勤務など
「まだ考えが足りない!慌てるな!」という啓示
だと考えるようにして、また頑張ります!
さて、飲食店のコンセプトを考える際、ニッチとか差別化という事を念頭に考えていました。
しかし、一方で言葉だけの、表層的な「ニッチ」「差別化」に終わってしまっていたのかもしれません。
(この事に気づいたのも、このブログに頂いたコメントからでした。)
私が好きな経営者、企業に菊地敬一氏のヴィレッジ・ヴァンガードコーポレーションがあります。
(知っている方も多いと思いますが、本と雑貨を混合した新業態の書店、私も大好きな『ヴィレッジ・ヴァンガード』の会社です。)
何が好きって、創業者でもある菊地敬一氏の考え方が好きなんですが、唯一無二の業態を作り出した氏の言葉からは
本物の「ニッチ」「差別化」への思いが伝わってきます。
最近、表層的な考えから脱するためにインタビュー記事を再読したんですが、ちょっと一部を引用してみます。
そこにはこんな言葉が並んでいます。
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■ 飲食業で起業する動機
今、お金のためだけに初の派遣勤務につきながら色々な事を考えてます。
飲食店開業の事、家族の事、親の事、人生の事、自分の能力(性格・資質・スキルetc)の事、過去の仕事でつらかった事、うれしかった事、生き甲斐、お金のこと、などなど。
という訳で、今回はややヘヴィーなお話になるかもしれません。
それでもかまわん!という方のみ、読み進めてください。
話は変わって・・・
飲食店開業をすると決めた時、自分とこんな約束をしました。
『この一回、全力でやってみる。でも、もし失敗したら・・・・
残りの人生は家族のためだけに、収入のためだけに、仕事を選ばず働く。』
この年齢で特別な資格も無く、「仕事を選ぶ」って、贅沢なのかもしれません。
しかし
それぐらいのプライドは持っていたい、と思ってます。
しかし、もし起業に失敗したならば、プライドを捨てることができる。
いや、失敗もしていないのに、自分をあきらめられない。
だからこそ勝ちたい。
ここ何日か、神田昌典さんの本を再読しています。
そのなかに、こんな表現がありました。
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■ 飲食店勝ち組の販促例とは?
一定の収入は確保する為とはいえ、目標=【飲食店開業】とはかけ離れた職場での勤務・・・
やはり気持的にはちょっと辛いものがあります・・・
で、昔よく聴いていたGUNSN’ROSESというハードロックグループのCDを引っ張り出し
(♪Get in my ring~などと一人シャウトなどしつつ)
無理やりテンションを上げてます(笑
ひと段落して、溜まっていたメルマガを読んでいると
ドリームゲートのメルマガで『上場企業ゼットンに学ぶ成功する開店販促とは』
という記事を見つけ、またググッと刺激をもらいました。(←根が単純)
ゼットングループの事は『飲食起業での大成功例』ですから、もちろん知ってはいました。
だけど改めて考えてみると、その成功の根源には起業家・稲本健一氏(?ゼットン代表取締役)の
”元プロダクトデザイナー”という、個性・感性
があるような気がします。
(もちろんビジネスである以上それだけでは、ここまで大きくなれないのは承知していますが。)
個性・感性を強みとして活かし、ブランディングにまで突詰める事ができた場合、
差別化が最大限に発揮されて、飲食店の過当競争から脱することができるんだと思います。
事実、メルマがに記載された販促方法にはこんな事が書かれていました。
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■ 飲食業で起業する原点に立ち返る
というわけで前回の続きです。
(未読の方はまずこちらを⇒過去記事 ■ 飲食店開業2つの流れ )
進んでいそうで進んでいない飲食店開業への道のりですが、ようやく派遣勤務先も決定し、
これでじっくり飲食店舗探しに望めることになりました。
今までは、焦りからアクセルを目一杯踏んできたつもりですが、↑このような状況の変化もあり
ちょっとアクセルから足を離し、スピードを落とした状態です。
スピードが弱まると良くも悪くも周囲の状況が見えてくるもので、その結果、事業コンセプトの
変更を検討するに至った・・・というのが前回の大筋です。
実は前回記事に頂いたみなさんからのコメントを読んでいて、
「なぜ自分は飲食業で起業したいのか?なぜ飲食店を開業したいのか?」
というテーマに立ち返っていました。
(いつもコメントに鍛えられています!有難うございます!!)
ちょっと前まで店舗の賃貸契約を結ぼうかと思っていたのに、コンセプトワークに遡り
いまや開業動機にまで・・・もう、これ以上は遡ることはできません(苦笑
私の起業動機は、ごくごく単純化し一言で言うとしたたら
『大好きな「飲食店という場」で、自分の能力をもう一度証明したい』
という事になります。
(・・・微妙にリストラのトラウマを感じさせる動機・・・汗)
動機としては少し甘いでしょうか?あるいは飲食業を舐めてますか?
それは薄々自覚していますし、もう言われ慣れました^^
ただ、どちらにしても起業する以上、やはり、勝たないと意味が無い。
それも「経済的な意味で成功した」と思えるレベルに「自分の力で」到達したいと考えています。
それが多分、私にとっての幸せ、自信に繋がると思うんです。
(↑努力・能力の報酬として多くの金銭を得ること)
だからこそ、無い知恵を絞りきって考えきらないといけない、そう思ってます。
んー、やや話が大きく、アツくなってしまいましたねぇ・・はは。
(冷静さを取り戻しつつ)では、今目の前にある2つのコンセプト、どちらを選ぶのか?
それには・・・
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■ 飲食店開業2つの流れ
なぜか未だに(笑、前回に続き事業コンセプトの話です。
立地条件を緩和して店舗物件を探しやすくするため、
飲食での起業を決意する源であった事業計画A(”ふむふむ”系のコンセプト)を捨てて
↓
あらかじめ用意してあったもうひとつの事業計画B(”ワクワク”系のコンセプト)に移行
しつつあることを、前回書きました。
事業計画Aは一応ニッチな市場を狙い、コンセプトは明確です。(例:高級味噌汁専門店)
起業セミナーでのプレゼン、コンサルの先生、国金の担当者の方、親友、そして妻まで
説明をした相手方からは「ふむふむ」と一定の理解・反応を得てきました。
飲食店の事業計画書を書くのはもちろん初めてでしたが、「ニッチな市場を狙う」ことを念頭に
作られた事業コンセプトなので、計画書自体も比較的書きやすかったと思います。
言い替えると「理屈で説明がしやすい」ということです。
一方、事業計画Bは業種と業態をミスマッチさせただけのもの。(例:フレンチの立飲み屋)
なんだかAと比べるとややイージーな気がしますし、そのミスマッチの市場性、必要性など計画書も書きづらい。
言い替えると「理屈で説明がしにくい」ということ。
それぞれの売上予測、利益率、また調理設備も変わる(=イニシャルが変わる)など
比較検討すべき項目はたくさんありますが、
私自身がワクワクするのは、事業計画Bの方です。
理由は単純。
?ビジュアルでイメージしてみると
B=雑多な客層でちょっと騒がしく猥雑で楽しそう!
A=割と静かでボサノヴァとかが流れている感じ・・
?自分ならどちらの店により行くかといえば、B。
つまりAのターゲット層に自分は属していない、または属性が低い。
?自分の嗜好、個性をそのまま出せるのは、B。
?~?は関連していますが、ざっとこんなところです。
では、なぜBを当初から計画しなかったのか?
その大きな理由は、
「ビジネスである以上『自分のやりたい店』」ではなく『計画性の高い店』をやらなければならない」
と考えていたからです。
間違いではないけど、ニッチという事にこだわりすぎたのかもしれません。
(ニッチについては、いつもコメントを頂く「父より息子への手紙/起業家応援ブログ」の平川さんから
良いアドバイスをもらいました。また別の機会にじっくり書いてみたいと思います。
そのアドバイスはこちら⇒http://asam.blog60.fc2.com/blog-entry-23.html)
そんな事を考え出したころ、幾つかの変化?が並行して起こりました。それは・・・
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■ 飲食店の事業計画書:"ふむふむ"と"ワクワク"
まだ書いていません・・(汗
なので今日の記事は伝わりづらいかもしれませんが、頑張って書いてみます。
リストラを経るまで飲食業界とは無縁だった私の場合、最初から「飲食店の開業ありき」ではなく、
まず、「ニッチな飲食店のコンセプト」があり、
次に、それを事業計画書にまとめ、
さらに、その計画書が一定の評価を得たた事で、
飲食店経営を自分の次のステージにすることに決めました。
実はその事業コンセプトが産まれたのはサラリーマン時代、それも酒の席の雑談です^^
しかし、極端に言えば、その事業コンセプト(当時は単なるイメージでしたが)が無ければ、飲食で起業することを目指していたかどうか、はなはだ疑問です。
それ位このコンセプトには思い入れがあり、事業計画書も様々な迷いの末にようやく完成したものです。
何より、このコンセプト・事業計画書こそが、先ほども書いたように
「飲食で起業しよう!!」
という私の決意の源でした。
(過去記事 ■ 独立開業の事業計画書~見てもらう 参照)
当然、その事業計画に基づき、メニュー計画、立地選定、内装イメージなど、全ての準備を進めて来ました。
今までは。
で、最近ずっと考えているのは、その開業コンセプト、事業計画書、
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■ 飲食の店舗探しは慎重に・実践編
「希望の物件が見つかるまで、粘り強く辛抱すること」
飲食店開業をテーマにした本あるいはセミナーなどで間違いなく出てくるフレーズ。
しかし現実に可能でしょうか?
私の場合、某飲食店での修行生活を終えてから開業準備期間を6ヶ月に設定してました。
修行期間中は拘束時間が長く、恥ずかしながら睡眠時間を確保するのがやっと。
とても”それ以外の何か”をする余裕は無く、経験は積めましたが計画の方は一時停止状態です。
ですから、修行を終えたあと一気に開業準備を進めていく必要があったんですが
すべき事の内容・ボリュームからみて最低半年は必要と判断していました。
特に「メニュー計画」は飲食店の成否の肝ですが、日々試作を重ねる事でしか進んでいきません。
(詳細は過去記事⇒ ■ 飲食店開業準備!何から始める? )
しかし、準備期間を決めるもうひとつの、そして絶対的な理由があります。それは・・・
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